お祭りを心から楽しめた日

暮らしを軽くする

毎年恒例の地元のお祭り。
出店も人も多くて、歩き回るたびに人酔いして、食べたいものにたどり着けずに終わる――そんなのが定番だった。
今年は子どもが二人。正直「たぶん楽しめないだろうな」と思っていた。

でも、結果は真逆。
今年がいちばん楽しかった。

出店リストを見て、事前に欲しいものをチェック。
会場に着いたら、最初に一気に購入。
あとはレジャーシートを広げて、のんびりステージを眺めながら食べた。

夫は動き回るのが好きだから、買い出し係。
私は息子を抱っこして拠点を守る。
息子は寝たり、ペットボトルに夢中になったり、親せきに抱っこされたり。
娘は夫とヒーローショーや出店を満喫。

私は荷物番であり、子守りであり、でも何より「安心できる場所」にいた。
食べたいものも全部食べられて、列に並ぶストレスも、人混みの気疲れもなかった。

もちろんトラブルもあった。
娘がもつ煮をこぼしたり、息子のおむつが漏れたり、小雨が降ったり。
それでも、不思議と平気だった。

なぜなら、自分が本当に求めていた“理想の1日”をわかっていたから。
「食べたいものを食べて、家族が穏やかに楽しく過ごす」――それだけで良かった。


これまでの私は、ただ「行く」「回る」「食べる」と決めて動いていた。
でも今回は違った。
事前にリストを作って、準備して、想定できるトラブルにも備えておいた。
その“ちょっとした整理”が、心の余白を生んでいた。

結果、どんな小さなハプニングも「まぁ、そういう日もあるよね」で流せた。
安心の上に楽しさが積み上がった感じ。


今回のお祭りで気づいたのは、
「自分が何を叶えられたら幸せか」を知っておくことは、思っている以上に大事だということ。

行き当たりばったりより、
「自分の満足の形」をあらかじめ知っておく方が、
何倍も心が穏やかに過ごせる。

準備は義務じゃなくて、
“幸せになるための設計”なんだなって思った。